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スタッフブログ

家づくり学

2024/02/14

家の寿命は何年?木造・鉄骨・鉄筋コンクリート別に紹介

家の寿命は何年?木造・鉄骨・鉄筋コンクリート別に紹介 アイチャッチ

家の老朽化は外観からは分かりにくく、どのように寿命を判断したらいいのかわかりにくいですよね。

家の寿命は、材質や構造によって異なります。また、日々の掃除や定期的なメンテナンスを心がけると、寿命といわれる年数以上を快適に住み続けることも可能です。

そこで今回は、材質ごとの耐用年数を紹介します。なぜ日本の家は寿命が短いといわれているかの理由も解説します。さらに、長く住み続けるコツや、家の寿命がきたときの選択肢も提案していますので参考にしてください。

 

家の寿命となる目安

家は周辺環境や管理状態によっても寿命が大きく変わるため、以下では目安となる耐用年数を確認しましょう。ここでいう耐用年数とは、課税のために設けられた基準です。木造・鉄骨・鉄筋コンクリートで、それぞれ耐用年数が異なります。

 

木造住宅

木造住宅の耐用年数はおよそ30年です。木造は鉄骨や鉄筋コンクリートよりも短いとされています。しかし、寿命は老朽化だけでなく、取り壊された住宅も含めて導き出されているため、実際は木造住宅でもさらに長く住み続けることも可能です。

 

鉄骨住宅

鉄骨住宅の耐用年数はおよそ30年~50年です。鉄骨には軽量鉄骨と重量鉄骨があり、種類によって素材の寿命が異なります。

軽量鉄骨の寿命は、厚みが4mm以上であればおよそ35年、厚みが4mm以下であればおよそ27年です。軽量鉄骨は重量鉄骨よりも軽くて扱いやすく、材料費が安いため、戸建てやマンションにもよく使われます。

一方、重量鉄骨の寿命はおよそ35年です。重量鉄骨は強度が高いため、大型マンションに使用されます。材料費は鉄骨住宅よりも高めです。

 

鉄筋コンクリート住宅

鉄筋コンクリートの耐用年数はおよそ40年~90年とされています。鉄筋コンクリートは耐久性と耐震性に優れているため、3つの中でも一番長持ちする材質です。集合住宅はもちろん、一般の戸建て住宅でも使用されています。

 

日本の家は寿命が短いといわれる理由

日本の家は寿命が短いといわれるのは、品質が悪い、劣化が早いなどが理由ではありません。日本人の価値観の特徴から、短いといわれています。

 

新築を好む人が多いため

日本人は新しいものを好む傾向にあります。家に対しても同じで、日本人には中古物件よりも新築が人気です。2015年に行われた内閣府の「住生活に関する世論調査」では、73%の人が新築を選んでいます。

新築を選ぶ理由の多くは、間取りやデザインが自由に選べる注文住宅を建てたいから、すべてが新品だと気持ちいいから、などです。中古住宅は、ほかの人が住んだあとに住みたくない、断熱性や耐震性に不安がある、などの理由で敬遠されています。

欧米などでは古い家を修繕して住み続けるのは一般的なことです。そういった国と比べると、古い家は壊して建て直すのが主流の日本の家は、寿命が短いといわれるのも納得です。

 

築年数が経過すると資産価値が下がるため

古い家は壊して建て直す考えが主流である日本では、築年数が経過すると資産価値が下がるため、寿命が短いともいわれています。しかし、最近では少しずつ日本人の考え方も変化しています。

国土交通省の「令和2年度住宅市場動向調査」によると「既存戸建て住宅(中古住宅)」の購入価格は、2016年度の調査開始依頼、過去最高となっています。リフォームや改修工事によって、築年数が経過していても資産価値を高められる時代も遠くはありません。

 

家に長く住み続けるコツ

長く快適に住み続けるためには、耐久性の高い長期優良住宅の家を選択する、日々のお手入れや定期的なメンテナンスを欠かさない、万が一の場合の保険に加入する、4つのポイントを抑えましょう。

 

長期優良住宅を建てる

まずは、長く住み続けられる性能と構造が備わっている、長期優良住宅を検討しましょう。長期優良住宅は耐震性・劣化対策・居住環境など、9項目の認定基準をクリアする必要があります。

一般の住宅よりもコストがかかり建築期間も長く必要ですが、大きな改修をしなくても3世代にわたって住み続けられるほど、長期間安心できるところが魅力です。

長期優良住宅の認定基準の中には「維持管理・更新の容易性」という項目があります。いくら大きな改修を必要としないといっても、配管など消耗部品は定期的にメンテナンスが必要です。長期優良住宅は、そのようなメンテナンスが必要な場合も、容易にこなせる構造で建築されているため、日々のメンテナンスもしやすくなります。

 

日々の掃除を大切にする

日々こなしている掃除は清潔に保つだけでなく、家を長持ちさせるためにはとても重要です。掃除する箇所は室内だけでなく、玄関周り・ベランダや庭・窓など、家全体をこまめに掃除しましょう。

掃除をきっかけにひび割れや水漏れなど、わずかな損傷にも気づけるため、ひどくなる前に対策できます。このように、掃除のついでに床のきしみや水回りの異臭など、チェックを欠かさず行いましょう。

 

定期的に点検やメンテナンスを行う

日々の掃除では目の届かない屋根・外壁・給湯設備などは、定期点検を意識しましょう。屋根や外壁の改修は費用が高額になりがちですが、定期的にチェックしておくことで、大規模な改修になるのを防いで費用も抑えられます。

住宅の水回りの期待耐用年数は15年~25年、屋根は20年~50年、外壁は20年~40年ほどとされています。ちなみに、長期優良住宅は定期的な点検やメンテナンスは、認定基準の中の項目に含まれています。点検を怠ると認定取り消しになるため注意しましょう。

 

保険に加入する

耐久性の高い家を建築したとしても、不慮の事故や予想外の出来事によって修理が必要な場合も出てきます。そのようなときの備えとして、保険に加入しておきましょう。家に関する保険は、火災保険と地震保険の2種類です。

火災保険は火災や風水災などの自然災害や盗難などによって、建物や家財などの損害を補償する保険です。一方地震保険は、地震だけでなく噴火や津波によって建物や家財が損害を被ったときに補償します。地震保険は単独では契約できず、火災保険とセットで契約する必要がある点を注意しておきましょう。

 

家の寿命が来たときの選択肢

個別の修繕だけでは対処ができなくなってくると家の寿命が近づいています。寿命がきたときの選択肢は、建て替え・リフォーム・売却の3つです。

 

建て替え

建て替えは建物をすべて解体し、一から新しい建物を建て直すことです。建て替えは新築のように、新たに土地を購入するわけではないため、土地の費用はかかりません。しかし、新築と同様かもしくはそれ以上の費用が発生します。

建て替えにかかる費用は、解体費用・仮住まい費用・仮住まいと、新たな住まいそれぞれの引越し費用・新たな住まいの建築費用です。

建て替えのメリットは位置から建て直すため、新たな間取りで建築できたり、長期優良住宅にもできたりするところです。これまで間取りに不満があった場合、耐久性に不安があった場合などは建て替えをおすすめします。

しかし、リフォーム以上に建築コストがかかる、仮住まいの確保が必要、家財の搬出が必要、工期が長いなどのデメリットも考慮します。

耐久性のある家づくりを目指すなら「平松建築株式会社」に依頼しましょう。「平松建築株式会社」は、長期耐久性を重視した家づくりを提供している注文住宅会社です。年を重ねるごとに魅力が増していく自然素材を使っているため、長い目で見ていい家だと納得できる家づくりを手掛けています。

当社の手がける住宅は長期優良住宅に加えて、耐震等級3・許容応力度計算・断熱等級5以上・太陽光発電システム・通気断熱WB工法・真壁工法・接合部ビン工法・各種高耐久設備が標準装備です。

 

リフォーム

建て替えのような資金の準備や工期の確保は難しいが、部分的な改修ではなく新築に近い状態にしたいなら、リフォームでも全面リフォームがおすすめです。全面リフォームは、柱などの構造体である基礎部分のみ残して改修します。

全面リフォームのメリットは、基礎部分を残しているため建て替えよりもコストが抑えられる、工期も建て替えよりも短い、予算に合わせて工事内容を選択できるなどです。一方で、間取りの自由が少ない、耐震性や断熱性を高める工事が必要になる場合があるなどのデメリットもあります。

 

売却

現在の家を手放してもいいと考えるなら、売却する方法もあります。まったく新たな場所に住み替える方法になるため、ライフスタイルが変化して不便を感じている場合は、おすすめです。

戸建てに住んでいたがコンパクトなマンションに移りたい、車を手放したためもっと駅近に住みたいなど、居住スタイルに合わせて移り住めます。

住宅の寿命を延ばす手段としておすすめなのが長期優良住宅です。こちらでは、長期優良住宅の認定を受けるメリット・デメリットを紹介しますので、合わせてご覧ください。

 

まとめ

日本では修繕を繰り返し、世代が変わっても同じ家に住み続ける習慣があまりありません。また、新築を好む人が多いため、30年ほどで取り壊してしまう家が多くあります。そのため、日本の家は寿命が短いといわれています。

これから住宅購入を検討しているなら長期優良住宅をおすすめします。長期優良住宅は長く快適に過ごすために必要な性能や構造が備わっており、劣化対策や耐震性能など、3世代に渡って住み続けられる耐久性に魅力があります。

長期優良住宅なら「平松建築株式会社」にお任せください。当社では、長期耐久性のある家づくり、深呼吸したくなる圧倒的な空気環境を実現できる家を提供しています。とくに通気断熱WB工法を取り入れた「深呼吸したくなる家」は100年保つことを確信しています。お引き渡し後の保証や定期点検も備えていますので、安心してご相談ください。

 

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