前回(https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0124/)につづいて、見えない部分から安心を支える地盤改良工法のお話しです。
従来の地盤改良工法である、表層改良工法・柱状改良工法・鋼管杭の問題点をみながらHySPEED工法の魅力をお伝えしていきます。
・環境汚染問題
表層改良工法・柱状改良工法で使われるセメントが土と混じり合うことで六価クロムという発がん性有害物質が発生します。
六価クロムによる土壌汚染問題です。
HySPEED工法は100%天然素材「砕石」を使用した環境負荷の少ない工法です。
・土地の資産価値の目減り問題
2003年から環境への配慮から住宅の売却や撤去時に「土壌汚染」や「埋設物」があれば産業廃棄物とみなされ、汚染の浄化費用や埋設物の撤去費用は家主負担と義務付けられました。
セメント柱状改良の場合であれば200~300万円程度の撤去費用がかかります。
HySPEED工法の砕石は取り除く必要がありません。
・液状化などの震災対策
柱状工法の場合、地震の大きな力によって杭が折れることもあります。
HySPEED工法は面全体で建物を支えることで強さを発揮します。
また、液状化現象に対しても砕石パイルの隙間が水圧を吸収し排水することで、液状化による水圧を逃がすことで被害を軽減します。
家の重さが同等程度ならばリサイクル利用もできるHySPPED工法。
次世代に土地を譲るときも安心ですね。
建物だけでなく、地盤改良にも注目して家づくりを考えてみませんか。