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2019/05/13

知っていますか?耐震性を決める5つの要素

日本は地震大国です。
近年でも東日本大震災や熊本地震など、地震の規模もそれで小尾田被害も大きい地震が発生しています。

したがって、家を建てる時に「耐震性」も重要視しなければなりません。
しかし、その「耐震性」が何を基準にどのように判断されているのかご存知ない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、耐震性を決める要素についてお話しいたします。

■基礎

基礎は建物を支える重要な部分で、木造住宅の基礎としては布基礎とベタ基礎広く普及しています。
布基礎は1階の壁のみに鉄筋コンクリートの基礎を形成する工法で、ベタ基礎は1階の床前面に鉄筋コンクリートの基礎を形成します。

後者のほうが広い面で支えることになりますので、より耐震性が向上します。
いずれの工法でも、配筋量や間隔、強度などを設計通りに施行することが求められます。

■重量

地震エネルギーは建物の重さに比例するので、建物自体の重さが軽いと地震エネルギーによる被害も少なくすることができます。
木造住宅において、この建物の重さを左右するのは屋根材と外壁仕上げ材です。
したがって、外壁をより軽量なサイディング、屋根材を軽量瓦やストレートを使用すると耐震性を向上させられます。

■壁

壁は木造住宅で耐震性を左右する重要な構造体の1つです。
現在の木造住宅の多くは、耐震壁(地震の揺れに強い構造設計の壁)を採用しており、これを適切な量・適切なバランスで配置することで、耐震性を向上させることができます。
特に壁のバランスは、建物の重心と剛心(建物で最も剛性が強い部分)の関係を決めるので、重要なポイントです。

■地盤

地盤が地震に耐えられるか調査することは、建築業界では常識であるほどに大切なポイントです。
もし、その調査の結果で地盤が弱いことが判明したら、地盤補強を行う必要があります。
べた基礎、杭改良、表層改良の3つがよく行われる工法で、その費用は数万円から数百万円とケースによって異なります。

したがって、土地を購入する際には、その土地の地盤の強さも知っておいた方がいいでしょう。

■金物

木造住宅にはたくさんの金物が使用されており、木材同士の継ぎ目を補強したり、基礎と骨組みを頑丈に繋いだりするために必要なものです。
地震が発生した際には耐震壁がある部分の基礎に大きな負担がかかるので、剥がされないようにするためにも適した位置に適した金物を使用することが重要です。

いかがでしたか?
今回ご紹介したことを参考に、家の耐震性にも気を配るようにしてください。

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