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2019/07/03

家の耐震性能を高める3つのポイント

万が一、大地震などの自然災害があった時、皆さんの命を守るのは紛れもなく「家」です。そんな大切な家だからこそ、耐震性能にはしっかりとこだわりたいですよね。
でも、そのような耐震性能を決める要素というものを皆さんはご存知でしょうか?

何となく、「柱とかが大事そう。。。」という程度の感覚ではないでしょうか。
そこで今回は、耐震性能が高い家に必要な要素というものを順番にご紹介していきたいと思います。

これを読めば、地震に強い家を選ぶ際の判断軸がしっかりとできると思いますので、是非一度ご覧になってみてください!

壁が重要!?

木造住宅において、耐震性能を支えるものの重要な一つが、「壁」です。

このような地震に強い壁を「耐力壁」や「耐震壁」と言ったりしますが、これを使用することによって、家の重力が安定し、地震に強い家を作ることができるのです。

特にパネル工法という工法で作られる木造住宅の壁は、その耐震性能が高いことで知られています。

基礎はしっかりと!

やはり家において、柱や壁の下に配置される建物の基礎は、家を支える上で欠かせないものとなってきます。

先ほど述べましたように、壁が横方向への力に対して効果を発揮するのに対して、柱などは縦方向への力に強く、これがしっかりとしていることで普段からの建材の荷重や、雪やその他掲載物の荷重に耐えることができます。

この木造住宅の基礎を作る工法において、一般的に知られているのは「布基礎」と「べた基礎」と呼ばれる二つで、どちらも鉄筋コンクリートによって施工されます。そして、どちらにせよ、これら基礎に十分な強度があれば、家の耐震性能は高まるということですね。

直下率

皆さんは「直下率」という言葉をご存知でしょうか。

これは、2階の壁の真下に1階の壁がある割合のことを指し、これが高いほど家が安定して地震の力が逃げるという、耐震において非常に大切な指標となる数値のことです。

過去の大地震において倒壊した家屋の多くは、この直下率が低かった、というデータもあるように、この数値を上げることは家の耐震性能を上げることに直結します。

皆さんも、自分の家を建てる際には是非参考にしてみてください!

まとめ

以上が、木造住宅の耐震性能を上げるために必要な要素の紹介となります。
これらはあくまで一部ではありますが、家を建てる際にここの部分に着目すれば、耐震性を正確に判断できることは間違いありません。

ぜひ、高い耐震性を持つ家を建てて、ご自分とご家族が安心して住めるような家にしてくださいね!

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