平松建築株式会社 代表の平松です。元大工で住宅歴21年。東日本大震災・熊本地震・千曲川の氾濫など、さまざまな災害を視察し、見えてきたことがあります。避難所の問題です。昨今の感染症対策などの事情から、今まで以上に避難所に行かなくても良い住まいが求められているのではないでしょうか。
本日は「避難所に行かなくてもよい家の条件」の話をしていきたいと思います。いくつかあるなかで特に大事な条件は、「高耐震・長期耐久性・エネルギーの自給自足」。このあたりが避難所に行かなくても良い条件です。
↓引用 気象庁震度データベス
地震は気象庁の震度データベース過去102年間で震度5弱以上が合計561回、なんと2ヶ月に1回程度起きていることになります。これから家を建てる若い世代の方は寿命100歳世代と言われています。その長い期間で地震に対するリスクを担保するためには、「繰り返しの地震に対応できる住まい」が必要です。残念ながら今の建築基準法は第一条にあるように、「最低の基準を定めて」とありますから、基準を守るだけでは繰り返しの地震に対応できる可能性はかなり低いです。4号特例という、構造計算をしなくても家づくりが出来てしまう法的な矛盾もあり、リスクの高い耐震根拠の乏しい家が未だに多く作られてしまうのは残念でなりません。
↓引用 日経ホームビルダー
熊本地震では繰り返しの地震が起きました。震源地の益城町の建て替えや倒壊の比率は2018年の段階で53%です。風災・水災についても近年の2011年から2018年までは毎年火災保険の保険料支払いが1兆円を超え、明らかにリスクが高くなる傾向にあります。この災害大国日本において、さらに海に囲まれた大量に湿気を含む気候の日本において、長期耐久性を備えた寿命100歳世代の人生を守る家造りとは、繰り返しの地震に対応できて、その耐震性を100年先まで届けれる湿気の排出も確実に行える家づくりだと考えます。
そのためのキーワードが「耐震等級3」「許容応力度計算」「WB工法」です。
↓引用 一般社団法人くまもと型住宅生産者連合会 耐震等級3のススメ
耐震等級3は最低限の耐震基準の1.5倍の強度を基準としたものです。災害対策本部になる消防署や警察署がこのレベルで建てられています。
許容応力度計算は、様々な計算方法があるなかでかなり詳細な計算をする構造計算です。この許容応力度計算で根拠のある家造りをして倒壊する可能性はかなり低いです。
↓画像をタップするとコンセプトムービーが流れます。音声が出ますのでご注意ください。
更にその強い強度を100年先まで届けるためにWB工法という湿気を排出しつつ、快適で省エネになる(500ヶ月以上の実データで光熱費は8000円程度)家づくりをお勧めしています。
↓こちらは月々返済の実質負担の比較例になります。※土地購入費用は返済額に含みません。
耐震性が高く快適で省エネな家は初期費用が高くなりますが、それ以上にエネルギーの自給自足にもなる太陽光発電での収入やメンテナンス費・光熱費の削減でトータルコストで見ると、生涯で1500万円から3000万円はお得になり、老後を踏まえた資産形成にとても有利に働きます。
ご興味があれば詳しくは拙著の「お金が貯まる家3.0」をアマゾンか地元書店でお買い求めください。災害対策と人生設計と資産形成には密接な関係があることがわかります。あなたの豊かで幸せな人生のための家づくりの一助になれば幸いです。
最後までお付き合いいただき有難うございました。
ご質問はラインなどでお気軽にどうぞ(^o^)
こんにちは!平松建築広報担当の小木です。
マイホームを建てようと考え始めると、「本当にこれで大丈夫だ!」と思える家づくりをスタートさせたいと思っても、時間が足りないと思ったことはありませんか?
数多くある施工会社を比較して、マネープランを考えて……など、週末などの限られた時間を使って家づくりを検討するのは大変ですよね。
「家づくりは人生づくり」だと常日頃考えている私たち。
時間の制約がある中で、家族のしあわせにつながる家づくりをお手伝いするために、家と家以外のすべての費用を考えたライフデザイン・マネーデザイン作成をサポートしています。
■ライフプラン作成のお手伝い
平松建築では、モデルハウス見学や完成見学会にお越しいただいたお客さま、お問い合わせいただいたお客さまを対象に、無料でライフプランを作成しています。
平松建築と提携し、1,000組以上のプランを作っているベテランファイナンシャルプランナーと一緒に、将来の貯蓄残高の見通しや、家づくりにかけられる予算をアドバイス。
実際の生活のイメージと「なんとなく」で決めていた家づくりの予算が、現実的にあっているかどうかをチェックできます。
■資金計画比較表と生涯住居コストを算出
ライフプランを作成した後は、銀行の事前審査を受けるとより具体的に家づくりの予算が見えてきます。具体的な予算が見えてきたら、いよいよ、資金計画を作成!
思い描く家の大きさや土地の予算などを伺いながら、お客様の家づくりの予算の範囲内で家が建てられるように10パターンの「資金計画書」をお作りします。そうすると、月々の実質ローン返済額が3〜4万円台で済む場合も多くあります。
50年〜60年間の生涯住居コストも一緒にチェックできるため、建て替えやメンテナンスコストなどの家づくりにかかるトータルコストを確認してみてください。
こんにちは!平松建築広報担当の小木です。
よくお客様から「家づくりの相談はどこまで無料でできますか?」と質問をいただきます。そこで今回から3回に分けて、平松建築の家づくりの流れをご紹介してみたいと思います♪
「家づくりは、人生づくり」という想いを胸にお客様の家づくりをライフデザイン、マネーデザインからお手伝いしている私たち。大切な家だからこそ、お金にかかる不安をゼロにして作っていただきたいと考えています。
そのため、平松建築では、次のような流れで家づくりをお手伝いしています。
(0)お問い合わせ
(1)個別相談
(2)ライフプラン作成
(3)銀行事前審査代行
(4)資金計画比較、生涯住居コスト算出
(5)家づくりのヒアリング
(6)土地探し代行サービス
(7)敷地調査
(8)プラン作成・資金計画提出
「あれ?なんだか家づくりの流れが他の会社と違うな」と感じた方がいるかもしれません。
そう!平松建築では、実際にどんな家にするかのプランニングを始める前に、しっかりとお客さまのライフプランを作成し、資金計画や生涯住居コストを算出しています。
というのも、安心して家を建てるためには、お金の心配はつきものです。
だからこそ、しっかりとお金の不安を無くしてから、家づくりを始めていただきたいと思っています。
お問い合わせいただいてから、ステップ8のプラン作成、資金計画提出までは完全無料です。
次回は、私たちがお手伝いしている、ライフプラン作成や資金計画比較、生涯住居コストの算出についてご説明してみたいと思います。
どうぞお楽しみに!
平松建築が、家づくりの最初にさせていただくのが人生設計です。どんな家ならご家族が幸せになるか、確信をもって提案させていただくために、まずライフプランのシミュレーションをさせていただきます。
人によって掛けられる予算はさまざま、土地の価格帯によっても異なるため、家にどれだけのお金を掛けられるのか、何十パターンもの資金計画を出してみます。こうすることで分かるのが、老後の生活の様子です。今、無理をして家にお金を掛け過ぎてしまうことのないように、シミュレーションで月々の生活費まで算出するのです。
ライフプランをつくり老後までの長期視点で、自然と視野が広がります。
例えば、一見、見た目が同じ1000万円の家と2000万円の家。どちらを選べば将来お得でしょうか。光熱費を削減する機能や、老後の建て替えが心配ない100年持つ家。最初に少しお金を掛けて将来の費用を削減する方法でお金を使うことが無理ではないのか?、検討して判断させていただきます。
お客様には、まだ気づいていない心の中で本当に求めているものが必ずあります。それを一緒に探して家づくりに取り入れるのが平松建築の長期目線です。将来を見通しながら、今の生活も充実した人生設計を私たちと一緒に考えてみませんか。
家づくりは楽しいけれど、いろいろ決めることもあって大変だな、という方のお手伝いになりますように。今回は住宅ローン選びについてお話ししたいと思います。
住宅ローンはたくさんの種類があり、その中から何を基準に選べば良いのか、困ってしまいますよね。まずは、金融機関で決めるのではなく、金利タイプで選ぶのがお勧めです。
金利タイプには、大きく分けると変動金利と固定金利があります。
変動金利は返そうと思えばいつでも繰り上げ返済ができる人、借入額の少ない人にお勧めです。そして金利を常に注意していられる人でないとお勧め出来ません。もし、住宅メーカーの営業で変動金利を勧められた場合は、当初の返済額が安い方が売りやすいためかもしれませんので、ちょっと疑問も持って聞みてください。また、金融機関にとっても差益が保証される変動金利を勧めたい場合があるので要注意です。
固定金利は、金利が変動したときに繰り上げ返済してしまうことが難しい人、同じ額をコツコツと返したいという人にお勧めです。
金利タイプを選んだら、いよいよ金融機関を選びましょう。金融機関を選択する時は返済額の総額だけでなく、手数料や保証料などの諸費用も加算して総返済額で計算してみましょう。それでも候補を決めかねたら、繰り上げ返済のしやすさを比べてみてはいかがでしょうか。
平松建築でもライフプランからシミュレーションして有利な金利タイプをアドバイスさせていただきますので、遠慮なくご相談くださいね。
代表の平松です。
今から人生に関わる大事なことをお伝えします。
住宅ローンの適正な返済額は
あなたの年収に対する返済比率で
計算するわけではありません。
銀行の担当者の言葉を間に受けると
あとで大変なことになるかもしれません。
※担当者は悪気があるわけではありません。
ここを勘違いしてしまうと、
せっかくの家族にとっての夢のマイホームが、
悪夢のきっかけになる可能性も否定できません。
なぜでしょうか。
仮にあなたの年収が会社の同僚と同じだとしても、
どんなイベントや趣味嗜好を大事にしていて、
支出をいつのタイミングでどのようなことに、
いくら使うのかは人それぞれだからです。
例えば月々使える生活費が30万円だとします。
食費5万円
光熱費3万円
通信費2万円
雑費1万円
夫婦お小遣い4万円
教育費5万円
住宅ローン10万円
合計30万円
この場合は細かい条件は省きますが計算上問題ありませんよね。
使える予算が30万円で支出も30万円です。
次に同じように使える生活費が30万円だとして、
あなたが仮に食事に気を使うし教育費もしっかりかけていきたい
という考えだとしたらどのようになるでしょうか。
食費6万円
光熱費3万円
通信費2万円
雑費1万円
夫婦お小遣い4万円
教育費6万円
住宅ローン10万円
合計32万円
使える予算が30万円で支出が32万円です。
予算オーバーなので、
住宅ローンの月々返済額を
8万円に抑える必要があるかもしれません。
どこの支出を減らすのかは各家庭で様々だと思いますが、
大事なことは「優先順位を家づくりの前に決めていくこと」です。
際限なくお金を使うことはできません。
そんなことをしたらいづれ破綻してしまいますよね。
だから一度建ててしまったら取り返しがつかない家づくりをする前に、
「ライフデザイン」をする必要があるんです。
家づくりの前にまずしなければいけないことが、
あなたのご家族のライフデザイン(人生設計)をしていくことです。
年収・貯蓄・支出を数十年に渡り計画していきます。
その通りにならないことももちろんあります。
でもなんの計画もなく家づくりをするより、
はるかに安全です。
平松建築の家造りは、ライフデザインから逆算した家造りです。
詳しくはまた今後に触れていきますね。
このホームページをブックマークしておいてください。
#営業社員のマイホーム記録_Vol.10 クリナップショールーム見学(洗面)+造作洗面のお話
〜この連載では長沼(=弊社営業社員)の家づくりの記録を綴っています〜Vol.10クリナップショールー...