12月は“健康”にテーマを絞ってお話ししている平松建築の家づくり学。今回は、ドイツ発祥の「建築生物学(バウビオロギー)」において、健康空間を作るために欠かせない4つの要素についてお話ししましょう。
バウビオロギーでは、健康空間を作るための要素として①温度 ②湿度 ③空気質 ④電磁波の4つを挙げています。
「冬暖かく夏涼しい家づくり」は、冬場のヒートショックや夏の熱中症などを防ぐためにも大切な要素です。特に今の季節、お風呂と脱衣室の気温差が大きいと、急激に血圧が上昇、ヒートショックで命を落とすリスクも。温度は健康を考える上でとても大切です。
室内の湿度が70%を超えると、カビやダニの増殖などで空気が汚染され、アレルギーやアトピーの原因に。健康的な家づくりをする際、湿度70%未満をどう維持するかを考えなければいけません。
2003年の建築基準法で、これからの家には計画的な換気(24時間換気)が義務化されました。
その理由は単純。空気を入れ替えないと、シックハウスの原因となる化学物質の濃度が高くなってしまうからです。でも、そもそも換気をしなければならないほど化学物質がたくさん出ている家って健康的と言えるのでしょうか?
④電磁波
健康先進国のスウェーデンでは、電磁波の安全基準が「電場25v/m、磁場2.5mG」。
私の実家は電磁波対策をしていないため、電場が130v/m、磁場が12mGでした。
日本ではこの数値でクリアしてしまうんですよ。電磁波対策は平松建築でもこれから力を入れていきたい要素でもあります。
健康空間4つのポイントのうち、あなたがすでに意識していたポイントはいくつありましたか?平松建築では、4つの健康空間ポイントをクリアするためにWB工法の家、オールアース住宅に取り組んでいます。
シリーズでお伝えしている平松建築の家づくり学。12月は“健康”をテーマに家づくりを考えてみましょう。NHKが2015年に発表した「国民生活時間調査」では、家で過ごす時間(在宅時間)の平均は、平日だと15時間前後が平均。外に働きに出ている人でも1日の約半分、12時間は家で過ごしているそうです。
そう!家は、人生の半分以上を過ごす場所なんですね。
家の環境の良し悪しが、身体の健康に影響する、とも言えるわけです。
■アレルギー疾患を持っている人は増加の一途
日本ではアレルギー疾患を持つ人が年々増加傾向にあるそうです。
医学の父と言われたヒポクラテスが「自然から遠ざかるほど病気に近づく」と言った言葉に一つの答えがあるかもしれません。
ドイツでは、1970年代から「予防原則」という考えが一般的になりました。科学的なものでも安全性がしっかり確認されるまでは使わない、という基本姿勢は、家づくりにも反映されています。
日本では、家の壁紙はビニールクロスが9割以上。一方ドイツでは紙クロスの使用率が高く、ドイツ独自の壁紙の安全基準「RAL基準」も作られています。ビニールクロスは、通気性が悪いため、壁と壁紙の間に湿気がこもってカビが発生。喘息やアレルギーの原因になると言われています。また、もしもの火災時には有毒ガスを出してしまいます。そんなビニールクロスの健康へのリスクにも配慮したドイツの家づくりへの姿勢、学ぶところが大きいと思いませんか?
■ドイツ発祥の「建築生物学(バウビオロギー)」
この予防原則に基づいて、ドイツでは、住む人の健康を考えて住宅を作る「建築生物学(バウビオロギー)」という学問が生まれました。
バウ(建築)+ビオ(生物)+ロゴス(学問)という意味を統合させたバウビオロギー、日本ではあまり耳馴染みのない言葉かもしれません。ハウスメーカーや工務店でもバウビオロギーという言葉を知っている方は少ないのではないでしょうか?代表の平松が、バウビオロギーについて詳しく知ったのは数年前のことでしたが、ずっと平松建築でやってきたことと同じでした。
今回は、ちょっと抽象的な話になってしまいましたが、とりあえず今日覚えておいて欲しいのは「バウビオロギー」という言葉と「家は健康に大きく影響を与える可能性がある」ということ。
次回の家づくり学では、バウビオロギーで健康空間を作るために考えるべきと言われている4つのポイントをご紹介します。どうぞお楽しみに。
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建替えたい気持ち 適量
家族を思う気持ち たっぷり
パターン別ライフプラン 3個
性能別資金計画書 10個
未来へのワクワク感 大さじ2杯
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①
建替えたい気持ちをなんとなく家族に伝える
②
今建替える必要性をお互いに家族を思いながらみんなで考えていく
③
家族でライフプランを家の計画別に最低3パターン作る
④
工事全体の資金計画書も最低10個作る
⑤
ライフプランにあった家族との人生を未来へのワクワク感を感じながらイメージする
⑥
そのイメージが家族全員笑顔になる計画なら家づくりを進めていく
代表の平松です。今回はレシピという形で最短でしかもミスのない安全な判断ができる建替えの方法を公開しますね。
このレシピの手順通りに材料を揃えて手順通りに建替えを計画するとこのようなメリットがあります。
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・家づくりに関わるあらゆるコストを全て認識できるから無駄にお金をかけることがなくなることで、数百万円から数千万円の節約になる。
・土地をうまく活用することで高確率でアパートの家賃より安い月々負担で素敵な住まいに住むことができる。
・共働きでも働きやすい住環境を事前に計画できる。
・贈与税が後々発生してしまい数百万~数千万円の資産が目減りしてしまうことを事前に防ぐことができる。
・リフォーム?リノベーション?新築?二世帯?単世帯?どちらの両親の土地に住む?そんなあらゆる判断を明確な基準を持って自信を持って進めることができる。
・関係者全員が納得して笑顔で仲良く計画を進めることができる。
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こんなメリットがあります。ぜひこのレシピを活用してみてください。それでは具体的に一つ一つの手順を説明していきますね。
まずは誰かが家づくりを進めたいと言い出さなくては何も始まりませんよね。このレシピを見ているあなたはきっと建替えたい気持ちがあるはずですので、家族に建替えたい気持ちを素直に伝えましょう。
次に建替えたいけどそれがあなたの家族やご両親、旦那さんのご両親などみんなが笑顔になる為にも建て替える必要性があるか話し合って見ましょう。
例えばこんな考えはいかがでしょうか?
今現在のご両親の居住環境は寒くないですか?室内温度が低くて冬の時期はヒートショックで亡くなられる方が交通事故死の3倍あります。断熱性を上げることができればそれは解決できます。
または・・・
子供の年齢により居住する学区を早く決めた方が良いでしょうか?自分が住みたい場所が明確になりそこで通学する子供が転校しなくてもいいように事前に計画してあげることも一つの考え方かもしれませんね。
または・・・
あなたのアパートの現在の光熱費はどのくらいかかっていますか?7万円の家賃に月々2万円の光熱費だとすると月々9万円。性能が良い家を月々7万円で作ることができると仮に考えてその家が1万円の光熱費で済めば月々8万円。その分の毎月の1万円を子供のために積立できるかもしれないですよね。あなたのお小遣いを増やすこともできるかも…
などなどいろんな角度から建替えるべきかどうか話し合って見ましょう。
ライフプランとは人生設計のことですね。家族構成や人生観を元に、いつどのタイミングでどのように収入を得てどのように支出をしていくのか。それを住宅・生活費・教育費・娯楽費・保険料・税金・年金・老後の生活までを全体的に考えていきます。
例えば家族は4人で土地は両親の敷地をもらって建てるとしてどのような教育をして、どのように人生を歩んでいくのかなどをシミュレーションして、ひとまずベースのライフプランを作ります。
そのライフプランから、二世帯で新築する場合のコスト・土地を購入して単世帯で購入するコスト・リフォームして同居するコスト・断熱リフォームまでするコストをなど様々なケースを比較します。
判断を間違えないように比較するコツは以下のコストを家の計画別に全て計算してその上でトータルで判断することです。
・建築費用総額(ローン金利の支払いも全て含む)
・その後の生活の月々の水道光熱費
・太陽光設置を検討する場合はその売電収入
・家を維持する塗装などのメンテナンス費用
・建替えサイクルがいつになるか踏まえた建替え費用
・固定資産税
・火災保険・地震保険などの支払い保険料
・現在のアパートの家賃(そのまま住み続くけるとどのくらいかかるのか認識することも判断基準の一つになります)
・建て替える場合の生命保険の加入金額と現在の生命保険の保証を安全性とコスト両面から比較する
・贈与税・相続税を今建てる時に非課税枠を使えるか検討する。住宅の贈与税非課税枠を使わない場合と相続税のコストを比較する。
人生の大枠でライフプランを作成できたら次は資金計画を検討していきます。資金計画とは工事全体の総額を表していて、月々の支払額が金利も含めていくらになるのかを明確にしたものです。
10個も作るのは以下の理由からです。
まず同じ家の大きさでも家の性能や太陽光の設置量などから「月々の実質返済額」がかなり変わってくるからです。
あなたの予算に応じて最適な大きさや家の断熱性能と太陽光の設置量をローンの金利を踏まえながら最小化するためにどのような家がいいのか算出するには一つの資金計画では全然比較できません。
一つ例を挙げると・・・
※あくまでも一例です。
工事の総額2500万円
35年1%元利均等ローン
断熱性能が普通だと月々光熱費が2万円と想定
月々70,571円
家の費用2500万円
追加費用 断熱向上費 100万円
追加費用 太陽光15kw 300万円
工事の総額2900万円
35年1%元利均等ローン
月々81,862円
断熱性能が高いと月々光熱費が1万円と想定
太陽光の収入月々 3.5万円
81,862(月々返済)-10,000(光熱費削減分)-35,000(太陽光収入)=
「実質」月々返済 36,862円
太陽光収入と光熱費削減を考えると33,709円の月々差額になります。
この差は・・・
1年なら404,508円
10年なら4,045,080円
30年なら12,135,240円
この金額を特に生活を気にして苦労することなく、自然に貯金できることにもなります。貯金を1200万円ためるのは普通ならかなり苦労することになりますが、家造りの方向性によってこのくらいは比較的簡単に貯金できます。
この月々の返済の違いを認識して損をしないようにするためにも資金計画書を断熱性能と太陽光の設置量別に最低10パターンは作るようにしましょう。
そこから最もお得な資金計画を選ぶことで数百万円から数千万円お得になるはずです。
ライフプランや資金計画を見て自分の人生のライフスタイルや貯金額なども考えて納得できて、ワクワクするイメージになるか検討しましょう。
そのイメージがあなたのご家族やあなたのお互いのご両親も納得できるイメージなら、その一番理想的なイメージの家づくりの方向性で進めましょう。
その方向性は2世帯住宅かもしれませんし、単世帯かもしれません。もしかしたらあえて土地を購入することを選択するかもしれません。答えはあなたやあなたの周りのご家族の価値観により様々です。ただかなり長期的なことも考えた判断で家づくりの方向性を決めることができることになります。
いかがでしたか?このレシピを使って手順通りに家づくりを計画してください。必ず良かったと思っていただけるはずです。
さらに今回の内容を踏まえて作った家づくりの話を、あなたが具体的に聞きたい。その考えで作った家を実際に見たいと思うようでしたら、こんなイベントがあります。
平松建築で以上のレシピを使って建てていただいたお客様のご好意でこのような見学会を開催できることになりました。
日時:12/9(土)10:00~17:00
12/10(日)10:00〜17:00
場所:磐田市竜洋中島1015−1
↓グーグルマップはこちらです。
タップすると現地の場所がわかります。
https://goo.gl/maps/L1DV8QRamZM2
※キッズスペースとお子様担当スタッフ常駐。
詳しく説明を聞きたい方は事前にご予約ください。
ご予約のステップはこちらです。↓
このページ最後の予約フォームからご希望の時間帯の枠をタップしていただき住所・氏名・連絡先などの必要事項をご入力ください。
ご予約はこちらからできます。↓
https://chouseisancal.com/hiramatsu_hiramatsukenchiku.net
または平松建築にお電話をください。「見学会予約希望です。」とか「どんな感じの見学会なの?」という感じでお問い合わせいただければスタッフがお答えします。
受付時間10:00~18:00
念のため参加前日に平松建築からメールをします。その時に改めて場所の情報などを再度お送りいたします。グーグルマップを見て現地まで気を付けてお越しください。現地には平松建築の旗を目印に気をつけてお越しくださいませ。スタッフが駐車場でお出迎えします。
場所:磐田市竜洋中島1015−1
↓グーグルマップはこちらです。
タップすると現地の場所がわかります。
https://goo.gl/maps/L1DV8QRamZM2
見学会場で家づくり勉強会の講座を開きます。キッズスペースもあります。子供係のスタッフもいますのでお子様連れでも安心して受講していただけます。
見学会場内を自由に見学してください。小さなお子様は必ず手を繋いで見学するようにお願いいたします。
平松建築の家づくりに興味を持った場合は、無料相談ができますのでお気軽にお申し付けください。
※今回のレシピのサービスは全て無料で受けることができます。
そうではない場合はそのままお帰りいただければ問題ありません。ご希望でない限りご提案・電話・訪問もしませんので、安心してお越しください。
平松建築ではまずお金の不安をゼロにするところから提案していきます。その手順が下の3つの手順です。
ファイナンシャルプランナーによる人生すべてのシミュレーション。いつどのタイミングで収入と支出があるのか算出して貯金の残高の推移を明確にすることで老後までの安全な生活を計画する。
ローンの借り入れに不安がある場合は銀行の事前審査(借りれ出来るか確認する手順)が必要です。簡単に手続きができるように平松建築で代行します。
家づくりに関わる全ての総費用を算出して何パーセントの金利で何年借りるかの設定をすることで「実質」月々支払額がいくらになるのか明確にします。様々なケースを考えて10~30パタン算出します。
ステップ1 個別相談
ステップ2 ライフプラン作成
ステップ3 事前審査
ステップ4 資金計画(30パターン)
ステップ5 土地探し(現地同行してアドバイス)
ステップ6 家の間取り作成
↑ここまでは無料です。
ステップ6以降は設計契約料として10.8万円必要です。
特典1:平松建築家づくりガイドブックプレゼント。
何から始めたらいいかわからない人のために家づくりの正しい順番がわかる内容です。
特典2:健康空間を実現する家づくりの仕様説明書
健康住宅本場ドイツのバウビオロギーの考えを具体的に日本で実現するために必要な素材や工法がわかる情報セットです。
特典3:悩み別家づくり勉強本6冊 6000円相当分無料プレゼント。
失敗しない家づくり1巻:家づくりにかかるお金の話
失敗しない家づくり2巻:家を建てる段取りがよくわかる本
失敗しない家づくり3巻:住宅の土地探しがよくわかる本
失敗しない家づくり4巻:家を買うタイミングがよくわかる本
失敗しない家づくり5巻:失敗事例から学ぶ家づくり成功の秘訣
失敗しない家づくり6巻:工務店とハウスメーカーの違いがよくわかる本
ご予約はこちらからできます。↓
https://chouseisancal.com/hiramatsu_hiramatsukenchiku.net
※平松建築の無料の相談サービスはご予約いただいた方を優先的に受付しています。早めに相談したいと思う方は事前にご予約ください。
電話でのご質問、ご予約はこちらをタップして電話のかけてください。↓
連絡先:0538-74-3343
それでは当日お会いできることを楽しみにしています。
平松建築株式会社 代表 平松明展
追伸
今回のレシピを使って建て替えを計画すると、家族みんなが笑顔で納得する家を最短の時間で計画することができて、家造りに関わるのコストも数百万円から数千万円削減できることを説明しました。
建て替えレシピはかなり大変な作業ですが、その作業は平松建築で無料で代行することができます。事前予約を受け付けた順から優先的に対応させていただきます。
サービスを受けるのか悩まれる場合はフリー見学していただくか、予約して話を聞いてから決めていただければ問題ありません。
繰り返しになりますが、来場いただいたからといってしつこい営業をすることはけしてありませんのでご安心ください。
最後に・・・
今後の日本の未来は社会保障の問題・世界的な環境問題など考えると決して楽観できない状況です。私たち大人が次の世代にとってベストな選択は、どんなものなのか真剣に考える必要があると感じています。
私たちのその選択が次の世代の未来を左右することを忘れないでいきたいものですね。最後まで長文を見ていただき本当にありがとうございました。
寒さも厳しくなり、暖房器具を使うことも多くなる季節です。
エアコンやストーブなどを使うと気になるのが毎月の電気代。新築で家を建てれば、家が広くなる分、光熱費が高くなると思っていませんか?実は平松建築が作るWB工法の家は、オール電化にして太陽光パネルを載せることで、実質光熱費が0円になることも。実際に平松建築でWB工法の家を建てられた、Y様一家の水道光熱費がどれくらい変わったのかをご紹介します!
浜松市南区にWB工法の家を建てられたY様。以前はアパート暮らしで、毎月の水道光熱費は平均で約2万3,000円かかっていたそうです。お子様のいる世帯なら、このくらいはどうしてもかかってしまいますよね。
Y様はオール電化にしたことで月々のガス代が0円に。また、新築の家は節水タイプのバスシステムや食器洗い機などを導入するため、水道代も少しだけ安くなります。さらに、夏涼しく冬暖かいWB工法の家にしたため、家は広くなったのに電気代はほとんど変わっていません。水道光熱費として支払う金額は、トータルで1万円近く安くなりました。
さらに!Y様邸では太陽光パネルを5.4kw分載せていたため、売電収入が月々約1万9,000円に。トータルで見ると、実質水道光熱費は0円どころか、収入として約6,000円が入ってきました。年間で見ると、アパート暮らしのときは水道光熱費として年間27万円ほどを払っていたY様。WB工法の家を建てることで、逆に7万円以上の収入が得られるようになりました。つまり、Y様邸は住んでいるだけで年間34万円分の経済効果が生まれる家に。30年で考えれば、1,000万円の貯金をすることだって夢ではありません。
「アパート暮らしは贅沢ですよ」とお話しすることもある私たち。その理由は、水道光熱費の違いだけでもお分かりになるのではないでしょうか?もっと詳しく話を聞きたい!という方は、是非お気軽にご相談くださいね♪
シリーズでお伝えしている平松建築の家づくり学。今回は、万が一の震災に備え、地震に強い家を作るためのポイントを考えてみましょう。いざというときに大切な命を守れる家とは、いったいどんな家なのでしょうか?皆さんは防災対策、万全ですか?
■「構造計算」は大切です!■「構造計算」は大切です!
地震に強い家にするための工法はたくさんあります。どんな工法にするにせよ、大切なのが“構造計算がきっちりとされているか”ということ。「地震に強い工法です」と言われても、本当にそうか、わかりにくいもの。結局、安心かどうかを確実に把握するには、家の構造計算の結果から測るしかありません。
構造計算をする場合、申請にかかる期間は2ヶ月ほど。しない場合と比べて工期が延びるという難点はあるものの、これから永く暮らす家と考えれば、それほど長い期間ではありませんよね。構造計算をきっちりしてもらえる施工会社を選びましょう。
■「施工管理」がきちんとされているかもチェック!
構造計算のほかに気になるのは、家をしっかり建てられる現場の管理体制ができているかどうかでしょう。例えば熊本の震災では、打ってあるはずのビスがなかったために家が倒壊した、というケースも報告されています。ルールはあっても、現場でそのルールを実行しなければ、意味がありません。
平松建築では、施工管理は第三者機関に委託。全国数百社の工務店から日々寄せられる現場での失敗事例を踏まえて常にアップデートされている、標準施工手引書をもとに、各工程をチェックしています。ひとつでも問題があれば、そこでストップします。問題を解決しなければ次の作業に進めないという仕組みをつくっています。
私たちはしっかりとした施工管理のもと、地震に強い家づくりに取り組んでいます。同じコストをかけて家を建てるなら、安心の家づくりができる私たちと一緒に始めてみませんか?
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シリーズでお伝えしている平松建築の家づくり学。
9月から生涯住居コストという考え方についてご紹介してきました。今回は、この生涯住居コストが家をいつ建てるかによっても大きく変わる、ということについて少しお話ししてみたいと思います。
生涯住居コストって何?と思った方はこちら(http://www.hiramatsu-kenchiku.jp/2017/09/07/iezukuri9/)をまずはご覧ください。
■家は早く建てた方が得!?
平松建築では、家づくりのご相談をいただいた際に、お客さまに「今すぐ家を建てる場合」と「3年後に家を建てる場合」のコストを試算してお見せしています。
そうすると、家を今すぐ建てる場合と3年後に建てる場合で、生涯住居コストに1,000万円以上開きが出てしまうことが結構多いんです。一体どうしてこんなに差が出てしまうのでしょうか?
■どうして早く建てた方が得なの?
平松建築が手がけるWB工法の家は、断熱性が高く、夏涼しく冬暖かい家です。そのため、光熱費が一般のローコスト住宅と比べると安く済みます。例えば月に1万円光熱費が削減できるとすれば、3年早く建てれば「36万円(1万円×36か月)」万円のコスト削減が実現。
光熱費を考えただけでも生涯住居コストは早く建てた方がお得になることがわかりますよね。
さらに今、浜松市の住宅ローン金利は、35年固定金利でも1%以下。浜松市なら条件によってはさらに金利メリットが大きくなります。将来ローン金利は上がる可能性が大いにありますから、ローン金利を考えても、早めに家づくりをスタートした方がいいと言えます。
平松建築では家づくりをご検討のお客さまを対象に、生涯住居コストの試算もお手伝いしています。ぜひお気軽にご相談ください。
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こんにちは!平松建築がシリーズでお届けしている家づくり学。9月は「生涯住居コスト」にフォーカスを当てて、家づくりにかかるお金の話をしてきました。皆さんが一番気になるのは、毎月どのくらいのローン返済が生じるの?という問題かもしれませんね。
そこで今回は、毎月のローン返済にかかる実質負担額を計算してみます。そもそも生涯住居コストって何?と思った方は、まずはこちら(http://www.hiramatsu-kenchiku.jp/2017/09/07/iezukuri9/ )をご覧ください!
■WB工法の家は月々の支出を約4万円も節約できる!
平松建築でも手がけているWB工法の家は、通気性が良い構造により、湿気などからくる家の痛みが軽減されるため耐用年数は100年以上。夏暖かく冬涼しい家なので光熱費もかなり安く抑えられます。
総務省が発表している家計調査では、4人世帯の月々の光熱費は電気代だけでも約1万1000円。ガス代などを含めれば、トータルで2万3000円くらいが平均です。ところがWB工法で家を建てた方にその後の光熱費を聞くと電気代が月8000円台なんてことも結構あります。
このように、毎月の光熱費がマイナスになるだけでなく、WBハウスに太陽光パネルを載せることで売電収入が見込めれば、光熱費だけでトータル4万円程度は支出が抑えられます。
<例>
・毎月の電気代:1万1000円が8000円に→マイナス0.3万円
・毎月の売電収入:月々約3.5万円→マイナス3.5万円
さらに、将来かかる家のメンテナンス費用も、WB工法なら外壁の塗り替えが10年に1回程度から20年に1回程度になるなど大幅に減らすことができます。また、将来の建て替えにかかる支出も、ひと月5000円程度削減できます。
■ローン返済額の家計負担は実質3万円台に
仮に、WB工法の家を建てて、ローン返済額が月々7万円だったとしても、毎月4万円の節約が両立できれば、ローン返済の家計負担は実質3万円に。
このように毎月のローン返済額を減らすためには、家を建てる費用だけでなく、将来のメンテナンス費用や家の断熱性によって左右される光熱費などをいかに断捨離できるかどうかがカギとなります。
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こんにちは!シリーズでお伝えしている平松建築の家づくり学もいよいよ10回目となりました。今回は、「良い家ほど安い」と言われる理由について、生涯住宅コストの面から考えてみたいと思います。
生涯住居コストって何?と思った方はこちら(http://www.hiramatsu-kenchiku.jp/2017/09/07/iezukuri9/ )をまずはご覧くださいね。
■WB工法の家とローコスト住宅の生涯住居コストを比較してみよう!
まずは分かりやすく、高品質なWB工法の家とローコスト住宅で、生涯住居コストがどのくらい違うのかを比較してみましょう。
33歳でWB工法の家を建てるために必要な金額が2500万だとしましょう。一方ローコスト住宅は、WB工法の家よりも安くなるため、仮に2000万円で建てられるとしても、500万円ほど安く家が建てられるように感じられます。
ところが、住宅寿命が約30年のローコスト住宅は、建物価格が安い代わりにメンテナンス費用や30年後の建て替え費用の合計が2000万円以上かかる場合も出てきます。逆にWB工法の家では光熱費が安くなり、太陽光発電による売電収入が期待できます。すると、生涯住居コストには次のような差が!
<各タイプの住宅の生涯住居コスト>
WB工法の家に太陽光発電を乗せた場合:約2800万円
ローコスト住宅:約5500万円
※土地購入代含まず
■こんなに生涯住居コストが違う理由は?
どんな家を建てるかによって、生涯住居コストの開きがなんと2000万円以上になることも!これだけ生涯住居コストが変わる理由はいくつかあります。
・ローコスト住宅では建て替え費用やメンテナンス費用がかさむ
・WBハウスは光熱費が削減できる
・WBハウスに太陽光パネルを15kw乗せれば30年で売電収入は約1000万円(*)
*20年目以降は自家消費による光熱費減を収入として捉える
いかがですか?「良い家は安い」という理由が少しだけ見えてきたのではないでしょうか?
通気断熱により、夏は涼しく冬は暖かいWB工法の家は、耐用年数100年以上。さらに太陽光発電による売電収入が見込めるなどコスト面でもメリットがたくさん!
次回の家づくり学では、WB工法の家で月々3万円台の返済額にするための秘密をお話します。どうぞお楽しみに。
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こんにちは!平松建築ではモデルハウス見学会などで具体的に家づくりにかかるお金を試算して、どんな家にしたら良いのかをアドバイスしています。その際に、みなさまにお伝えしているのが「生涯住居コスト」という考え方です。
生涯住居コストとは、今から老後までの期間、住まいにどのくらいのお金をかけているかを表す言葉です。
例えば33歳の方が、家賃7万円の賃貸住宅に家族でお住いの場合を考えてみましょう。90歳までそのまま今の家に住み続けた場合には、生涯住居コストは4,788万円。意外にたくさんのお金がかかることがわかります。
■33歳から90歳まで家賃7万円の賃貸物件に住んだ場合■
【生涯住居コスト】=57年×12か月×7万円=【4,788万円】
これだけお金がかかってしまうと、今すぐローコスト住宅を建てた場合と比べてもさほど差が出ない場合もありえます。また、インフレ率などを考慮するとさらに500万円ほどかかってしまう可能性も考えておかなければいけません。
そう考えると、太陽光発電による売電収入が見込め、光熱費の削減も期待できるWB工法で家を建てた場合と比べると、生涯住居コストが数千万円も高くなってしまうケースも大いにありえます。
同じように生活していたはずなのに、世帯によっては数十年後に貯蓄額に大きな開きが出てしまうのは、生涯住居コストが原因かもしれません。
ご自身の生涯住居コストを考えてみたい方は、ぜひ一度ご相談ください。30分程度で、あなたの生涯住居コストを検討することができますよ。
次回の家づくり学では、具体的にWBハウスとローコスト住宅を建てた場合の生涯住宅コストを比較してみましょう。「良い家は安い」ことがきっとわかると思います。どうぞお楽しみに!
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家を建てようと思ったとき、土地選びはなかなか難しいものですよね。日当たり・価格・立地など、いろいろな条件からぴったりの土地を探そうと思うなら、まずはライフプランや、どんな家にしたいのかをしっかり考えないといけません。
多くの人が「家づくりは土地探しからスタートする」と考えがちですが、実は土地探しから始めてしまうのは、大きなリスクがあります。どうしてだと思いますか?
【Question】
土地探しから家づくりを始めないほうがいい理由は?
【Answer】
家づくりをしようと思ったとき、土地探しから始めてしまうリスクはたくさん。
例えば、地盤改良・造成費用などの隠れたコストがある土地は、素人目では、お買い得かどうかの判断がなかなかできません。
また、家づくりのトータルコストを決めてから、土地購入の予算を考えないと、土地にお金をかけすぎてしまい、建築費用が捻出できなくなることもありえます。
せっかく耐震性能の高い丈夫な家を作っても、地盤が悪い土地を選んでしまえば、いざ地震が起きた時に安心とは言えませんよね。
家づくりで、焦って土地選びを先に進めてしまうと、大きなリスクをともないます。
失敗しない土地選びのコツは、家づくりまで視野に入れて、土地を見ることのできるプロと一緒に選ぶこと。そして、土地選びよりも先に、ライフプラン作りや、家づくりの方向性をじっくり決めることです。住宅会社でも土地選びをアドバイスしてくれる会社がありますから、プロに土地選びの相談をしてみるといいですよ。
土地選びで失敗しないための「土地学」は、平松建築のLINE@で学べるデジタル教科書でも詳しくご紹介しています。興味のある方は是非のぞいてみてくださいね!
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http://www.hiramatsu-kenchiku.jp/digitaltextbook/
シリーズでお届けしている平松建築の「家づくり学」も7回目。家づくりにはライフプランをしっかりと考えることが大切とお伝えしてきましたが、実はこのライフプランも定期的なメンテナンスが必要です。
今回は、住まいを建て終わったあとのライフプランのメンテナンスについて、少しお話ししてみましょう。
【Question】
「ライフプランの見直し」が必要なのはどうして?
【Answer】
人生とは予測不能なものだから。
まるで何かの小説のようですが、人生とは予測不能な航海と同じです。
子どもがお金のかかる進学先を希望したら……。突然親御さんが介護を必要とするようになったら……。もしも家族の誰かが病気になったら?人生には予想がつかないハプニングがたくさん。転職だって、人生設計に大きな影響を及ぼしますよね。
10年前に思い描いていた未来と今が違うことはよくあること。だからこそ、ライフプランは最初に作って終わりではなく、こまめに見直ししていくことが大切です。
会社の経営でも、決算ごとに経営計画を立て直すのが常です。晩御飯のおかずだって、献立を考えていたとしても、スーパーで安売りしているものがあればメニューを変えること、ありますよね。
ライフプランのメンテナンスは、航路のズレをこまめにチェックし、軌道修正していく大切な作業です。理想の家づくりは建てたあとも続きます。
平松建築が配信しているLINE@で学べるデジタル教科書でも、ライフプランのメンテナンスについて詳しくお話ししています。興味のある方はのぞいてみてくださいね。
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「家」は幸せな人生を歩むための大切な場所です。家族のため、自分の思い描く人生のために家を建てようと思ったとき、買う前にきちんとライフプランをたてないと、後々人生が破綻してしまうことも。家づくりで家族を不幸せにしてしまわないためにはどうしたらいいのでしょうか?
【Question】
人生を長いスパンで眺めたとき、家計破綻のリスクをともなうタイミングというものが存在します。そのタイミングとはいつでしょうか?
【Answer】
答えは、次の3つのタイミングです。
①新居を構えた直後
②子どもの教育費がかかるとき
③老後
老後破産という言葉を耳にすることも増え、老後の備えの大切さを痛感している方は多いでしょう。家計が破綻しやすいタイミングとして、老後以外のタイミング、あまり考えたことがないのではないでしょうか。
とくに新居を構えた直後は、銀行のローンの借入審査が通っているのだから、まさか破綻のリスクがあるなどという自覚はないかもしれません。でも、冷静になって考えてみると、これらのタイミングでの破綻には必然の流れがあるのです。
例えば、「ローンを組む際には共働きをしていて、夫婦それぞれの収入があったのが、子どもができて奥さまが働けなくなった!」となれば、世帯収入は大きく変わります。
また、お子さまの夢を叶えるために大学などへの進学費用を無理して捻出し、せっかく建てた家を手放した方もいるのが事実です。
家を建てたあとにお金に困って、子どもに迷惑をかけたり、家を手放したりしないためにもライフプランをきちんと考えることが大切です。
破綻しないためのライフプランをたてるにはどうしたらいいのか……その答えは、平松建築が配信しているLINE@で学べるデジタル教科書でもお話ししています。興味のある方は、是非のぞいてみてくださいね。
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