前回(https://www.hiramatsu-kenchiku.jp/blog/2019/0128/)の電磁波とは?というお話に続いて、今回は暮らしの中での電磁波対策についてご紹介します。
電磁波対策の先進国であるスウェーデンの基準は、電場25 V/m以下、磁場2.5mG以下であることを知ると、日本はまだまだ電磁波対策後進国といえますね。
パソコン、携帯電話、ホットカーペットなど、人が長時間に渡り直接触れて使う電化製品ほど電磁波の影響に気を付けていただきたいと思います。
パソコン…なんと600V/mの電場が発生しています。
特にノートパソコンは基盤がキーボードの下に入っていることもあり、電磁波との距離が近くなります。
一年を通して、且つ長時間使うパソコンは必ずアースを取るようにしてください。
携帯電話…磁場は距離を取ることで解決できます。
携帯電話で通話する時は耳から少し離すかイヤホンを使うと良いですね。
ホットカーペット…1000v/mの電場が発生している上に長時間直接触れて使用してしまいます。
事前に暖めておいて、触れるときには電源を抜くのがお勧めです。
また、電気毛布も同様の使い方をしていただくと良いですね。
電場に対しては、コンセントを抜くこと、とにかくアースを取ることが一番の対策となります。
磁場対策には、スイッチONの時は距離を取り、使用時間を短くして、磁場の影響を少しでも減らしていきましょう。
次回はいよいよ家づくりの際にしておきたい電磁波対策についてご紹介します。