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  • 家づくり学
2026/08/03

虫が寄ってくる家の特徴は?寄せつけない設備と対策10選

こんにちは!平松建築株式会社です。

夏になると、ゴキブリ・コバエ・蜂・シロアリなど、家の中の虫が気になります。「新築では虫を見たくない」という方は多いですが、対策をやりすぎると逆に人体に良くない家になることもあります。

この記事では、虫が寄ってきやすい設備・条件を10個に分けて、寄せつけない工夫とあわせて整理しました。虫を減らしつつ、住み心地も守るバランスがポイントです。

【この記事で分かること】

・虫が寄ってきやすい家の設備・条件10個

・虫を寄せつけないための現実的な対策

・薬剤で固めすぎず、人体にもやさしくするバランスの考え方

結論

虫が寄る大きな原因は「食べカス」「湿気」「明るさ」「隠れ場所」です。排水溝やキッチンの清掃、湿度を60%以下に保つ換気、LED照明、蛇腹式網戸を避けるなどで、寄ってくる量はかなり減らせます。

ただし虫ゼロは現実には不可能で、薬剤で固めすぎると人体に悪い家になります。特にシロアリだけは、通気で確実に抑えておきます。

【動画で確認したい人はこちら】

虫が寄ってきやすい設備・条件10選

1. 排水溝

キッチンなどの排水溝に食べカスが詰まると、そこからゴキブリやコバエが発生し、嫌な匂いの原因にもなります。シンクだけでなく配管の中も定期的に掃除しましょう。

2. 植栽

庭やシンボルツリーは景観を大きく良くしますが、基本的に虫は寄ってきます。虫が比較的つきにくい木としては、オリーブ・ミモザ・金木犀などがあります。

景観を楽しみたい場合は、こうした樹種を選ぶ手があります。

3. 網戸

蛇腹式(アコーディオン式)の網戸は、開閉のすき間から虫や蚊が入りやすい傾向があります。フルオープンの窓や玄関につけることが多いですが、虫が気になる場合は網戸の形式に注意しましょう。

4. 照明

虫は紫外線に集まる習性があります。屋外の照明は、紫外線の少ないLEDにすると虫が集まりにくくなります。

玄関まわりなど、虫を寄せたくない場所ほどLEDが向いています。

5. 軒

軒は雨や日差しを防ぎ、外壁を守るために欠かせません。一方で、雨風をしのげるぶん蜂が巣を作りやすい面もあります。

ただし軒をなくすと外壁が傷むため、「虫が嫌だから軒なし」は避け、巣ができたら早めに対処するのが正解です。

6. キッチン

シンクまわりに食べ残しがあると、当然虫が寄ってきます。食べたら片付ける、食洗機に入れてすぐ処理する、といった使い方で発生量は大きく変わります。

設備そのものより日々の使い方が効く部分です。

7. 換気設備(湿度コントロール)

湿度が60%を超えるとカビが生えやすくなり、そのカビを餌にダニが発生します。換気で湿度を60%以下に保ち、ビニールクロスより調湿する素材を使うと、局所的に湿度が上がるのを防げます。

8. 畳

自然素材の国産い草の畳は快適で居心地が良い一方、湿度管理が甘いとカビが生え、それを餌にチャタテムシなどの小さな虫が出ることがあります。逆に工業製品の畳は虫がつきにくい反面、農薬が使われ体にやさしくないこともあります。

どちらも一長一短です。

9. 収納の中

湿気がこもりやすい収納にダンボールや古本を置くと、湿ってカビや虫の温床になります。収納内部も調湿する素材にし、湿気を逃がせるようにしておくのがおすすめです。

10. 自然素材

木や紙クロスなどの自然素材は、工業製品に比べると虫が寄りやすい面があります。ですが空気の質や居心地は自然素材が優れます。

虫を嫌って化学的に固めすぎると、人にとって空気の悪い家になりかねません。

いちばん大事なのはシロアリ対策

虫の中でもっとも下げたいのはシロアリです。家の耐久性に直結し、放置すると建物が傷んで大きな損害になります。

シロアリは「湿気がある」「光が届かない」「空気がよどんでいる」の3条件がそろうと発生しやすくなります。床下の通気を確保し、空気が動くようにしておくことが、確実な対策になります。

虫ゼロは無理。だから「バランス」で考える

ゴキブリが荷物や玄関から一緒に入るように、虫を完全にゼロにするのは現実には不可能です。大切なのは、寄ってくる条件を減らしつつ、人体に悪い家にしないバランスです。

排水溝とキッチンをこまめに掃除し、湿度をコントロールし、蛇腹式網戸を避けてLEDにする。こうした積み重ねで、快適さを保ちながら虫はかなり減らせます。

まとめ

虫が寄ってきやすい設備・条件は、次の10個でした。

・排水溝/植栽/網戸/照明/軒/キッチン/換気設備(湿度)/畳/収納の中/自然素材

そして、いちばん抑えたいのはシロアリで、床下の通気が決め手です。虫ゼロは不可能なので、寄せつける条件を減らしつつ、薬剤で固めすぎず人体にもやさしい家にするバランスを意識しましょう。

虫を寄せつけにくい家づくりについて相談したい方は、ぜひ公式LINEからお気軽にご相談ください。

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よくある質問

Q. 新築で虫を完全にゼロにできますか?

現実には難しいです。ゴキブリが荷物や玄関から入るように、虫の侵入を完全に防ぐことはできません。

ただし、排水溝やキッチンの清掃、湿度のコントロール、蛇腹式網戸を避けLEDを使う、といった対策で寄ってくる量は大きく減らせます。

Q. 虫が来にくい庭の木はありますか?

オリーブ・ミモザ・金木犀などは、比較的虫がつきにくいとされます。植栽は景観を良くする一方で基本的に虫は寄るため、景観を楽しみつつ虫を抑えたい場合は、こうした樹種を選ぶとよいでしょう。

Q. 薬剤で虫を徹底的に防ぐのは良くないのですか?

やりすぎは注意が必要です。虫を嫌って化学的に固めすぎると、住む人にとって空気の悪い家になることがあります。

かつてのシロアリ薬剤のように、後に使用が制限されたものもあります。自然素材の快適さと虫対策のバランスを取ることが大切です。

Q. シロアリ対策でいちばん大事なことは何ですか?

床下の通気を確保することです。シロアリは「湿気・光が届かない・空気のよどみ」の3条件で発生しやすくなります。

床下の空気が動くようにしておくと、この条件を崩せます。家の耐久性に直結するため、シロアリ対策だけは確実に押さえておきましょう。


監修:平松明展(職人社長/平松建築 代表)|浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・東京都・関東一部で、耐震等級3・断熱等級7・高気密・WB工法の家づくり。

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