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  • 職人社長の家づくり工務店
2026/07/19

床材選びで後悔しないには?35年後に差がつく標準仕様の落とし穴7つ

こんにちは!平松建築株式会社です。

床材は打ち合わせで「標準仕様で十分」「この色がいい」と軽く決められがちです。ですが床は、朝いちばんに触れ、子どもが寝転がり、水をこぼし、老後に滑るかどうかも左右する“暮らしの土台”。

初期費用だけで決めると、10年20年後に思わぬ後悔につながります。

本記事では、床材選びで後悔しやすい「標準仕様の落とし穴」をTOP7で解説します。

結論

床材は「見た目」や「初期費用」ではなく、補修できるか・張り替え費用・掃除のしやすさ・滑りにくさ・足触りで選ぶのが正解です。特に水回りは水に強い素材へ、床暖房の前にまず断熱、そして「35年後に張り替えが要る床か」を必ず確認しましょう。

【この記事で分かること】

・「標準フローリング」で確認すべき表面材の違い
・場所ごと・家族構成ごとの床材の選び分け
・35年で差がつく「補修できる床」の見極め方

【動画で確認したい人はこちら】

床材選びで後悔しやすい落とし穴TOP7

第7位:標準仕様のまま「なんとなく」選ぶ

家づくりは決めることが多く、床材のころには疲れて「標準でいいか」となりがち。標準が悪いのではなく、その標準が何か(表面はシート/突板/挽き板/無垢か)を知らずに選ぶのが危険です。

仕様書に「フローリング」としか書いていなければ、表面材まで確認しましょう。

第6位:色と“写真映え”だけで選ぶ

小さなサンプルと家全体では印象が大きく変わります。濃い床は埃や傷が目立ち、白い床は髪の毛が目立つことも。

展示場は生活感がないので、実際に人が住む家(見学会)で、朝昼の自然光の中を素足で歩いて確かめるのが確実です。

第5位:水回りまで同じフローリングにする

見た目の統一感で洗面・脱衣・トイレまで同じ床にすると、水・湿気・アンモニア・油に過酷です。「水に強い」と「35年ストレスなく使える」は別。

水回りはフロアタイルなど水に強く掃除しやすい素材を検討しましょう。

第4位:無垢床を“憧れ”だけで選ぶ

無垢は足触りが格別ですが、傷・汁・反り・ささくれもあります。大切なのは「無垢だから良い」ではなく、樹種(針葉樹か広葉樹か)・塗装・傷を味として受け入れられる家族か・メンテを楽しめるか

常に新品に保ちたい方には向かないこともあります。

第3位:子ども・ペット・老後の“滑り”を見ていない

床は「滑るかどうか」がとても大事。ペットは足腰に負担、子どもは転倒、老後は滑りが転倒リスクになります。

ツルツル・硬すぎ・濡れると滑る床は要注意。家族構成で優先順位(ペット=滑りにくさ/子ども=傷と水/老後=足触りと転倒)を変えて選びましょう。

第2位:床暖房を前提に床材を決める

「床が冷たいから床暖房」の前に、見るべきは家全体の断熱性能です。断熱が低いまま床暖房を入れても家は寒く、光熱費もかさみ、床材の選択肢も縛られます。

断熱を高めればエアコンで床表面温度も上がり、床暖房なしでも過ごしやすくなります。

第1位:35年の“補修・張り替え”を考えていない

床の失敗で最も大きいのがここ。床は家具を動かし、幅木や建具の取り合いまで絡むため簡単に替えられず、広範囲だと100万円単位になることも。

高い床が正解ではなく、「補修できる床か・張り替え前提の床か」を知って選ぶことが大切です。床は家で最も広い面積。

㎡あたりの差が家全体で大きな差になります。

まとめ

第7位:標準を中身を見ずに選ぶ/第6位:写真映えだけで選ぶ
第5位:水回りまで同じ床/第4位:無垢を憧れだけで選ぶ
第3位:滑りを見ていない/第2位:床暖房前提で決める
第1位:35年の補修・張り替えを考えていない

床は毎日触れる素材です。初期費用だけでなく、補修性・張り替え費用まで含めて35年で選びましょう。

よくある質問

Q. 無垢の床は後悔しますか?

無垢そのものが悪いわけではなく、傷・反り・メンテを「味・楽しみ」として受け入れられるかで評価が分かれます。針葉樹は柔らかく足触りが良い反面へこみやすく、広葉樹は硬く傷に強い傾向。

常に新品に保ちたい方や手入れを負担に感じる方には、補修しやすい別の素材も選択肢です。

Q. 水回りの床は何を選べばいいですか?

洗面・脱衣・トイレ・キッチン周りは、水・湿気・洗剤に強く掃除しやすい素材(フロアタイルなど)が向きます。見た目の統一感でLDKと同じフローリングにするより、場所ごとに分けたほうが35年の掃除の手間とストレスが減ります。

Q. 床が冷たいので床暖房を入れるべき?

まず家全体の断熱性能を確認しましょう。断熱が高ければエアコン暖房でも床表面温度が上がり、床暖房なしで過ごしやすくなります。

床暖房は初期費用・光熱費・故障時の交換・床材の制約まで含め、本当に必要かトータルコストで判断するのがおすすめです。

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監修:平松明展(職人社長/平松建築 代表)|浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・東京都・関東一部で、耐震等級3・断熱等級7・高気密・WB工法の家づくり。

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