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  • 家づくり学
2026/07/20

固定資産税で後悔する家の共通点は?4年目・6年目に増える理由と対策7つ

こんにちは!平松建築株式会社です。

固定資産税は「安くすればいい」というものではありません。年間数万円下げたつもりが、光熱費やメンテナンスで35年後に数百万円損する——そんなことが普通に起こります。

特に知ってほしいのは、新築は最初の数年だけ安く見えるということです。

本記事では、固定資産税で後悔する家の共通点をTOP7で整理します。

結論

新築の固定資産税は軽減で安くなっているだけで、一般住宅は4年目、長期優良住宅は6年目に本来の額に戻ります。税金・住宅ローン・光熱費・メンテナンスまで含めたトータルコストで見て、契約前に「固定資産税込みのライフプラン」を出してもらうことが後悔を防ぐ最大のポイントです。

【この記事で分かること】

・新築の固定資産税が4年目・6年目に増える理由
・土地200㎡ラインなど、建てる前に知るべき前提
・契約前に住宅会社へ確認すべき5つの質問

【動画で確認したい人はこちら】

固定資産税の前提(かんたん整理)

固定資産税は毎年1月1日時点で土地・建物を持つ人にかかる税金で、土地にも建物にもかかります。税率は固定資産税1.4%・都市計画税0.3%の自治体が多いですが、自治体・年度で変わるため、正確な額は納税通知書や市区町村で確認しましょう。

知っておきたいのは3点——①土地200㎡(約60.5坪)までは課税標準が軽減される特例 ②新築住宅は一定期間、建物の税額が1/2に軽減(一般3年・長期優良5年が目安) ③固定資産税と都市計画税は別で考える、です。

固定資産税で後悔する家の共通点TOP7

第7位:住宅ローンの月額だけで判断する家

家を建てた後に払うのはローンだけではありません。固定資産税・都市計画税・火災/地震保険・外壁や屋根のメンテ・設備交換費まであります。

税で年20万円なら月約1.6万円。ローン月12万円でも、実質はもっと重くなります。

第6位:新築軽減がずっと続くと思っている家

最初の通知が「思ったより安い」のは軽減が入っているから。一般住宅は4年目、長期優良住宅は6年目に本来の額へ戻ります。

増税ではなく「軽減が終わった」だけですが、教育費やローンが重なる時期に効いてきます。初年度だけで資金計画を作らないことが大切です。

第5位:土地200㎡ラインを知らずに広い土地を買う家

住宅用地は200㎡(約60.5坪)までの部分の軽減が手厚く、超えた部分は軽減の効き方が変わります。「超えたら全部高くなる」ではありません。

広い土地には価値もありますが、購入価格だけでなく毎年の固定資産税・維持まで見て判断しましょう。

第4位:税金だけ見て長期優良住宅や性能を削る家

固定資産税を下げたいからと断熱・耐震・メンテ性を削ると、光熱費・修繕費・将来の売却評価で跳ね返り、35年のトータルでは損しやすくなります。長期優良住宅は軽減期間が延びることもあります。

税だけで性能を決めないのが賢明です。

第3位:評価に影響しやすい設備を毎年コスト込みで見ていない家

ホームエレベーター・ビルトインエアコン・屋根一体型の太陽光などは、評価・交換費・メンテの見方が変わることがあります。設備は買った瞬間より10年20年後に差が出ます。

初期費用だけでなく固定資産税・交換費まで含めて採用を判断しましょう。

第2位:固定資産税より大きいメンテナンスコストを見落とす家

外壁・屋根・空調は、素材次第で将来の修繕費が大きく変わります。固定資産税を年3万円下げても、20年後の修繕が200万円増えたら本末転倒。

まず長持ち→メンテしやすい→光熱費→その上で節税、の順で考えると失敗しにくくなります。

第1位:住宅会社に「固定資産税込みのライフプラン」を出してもらっていない家

多くの資金計画は、土地・建物・ローン月額までは出ても、その後の税・保険・メンテ・光熱費が入っていません。契約前に「固定資産税込みで35年のライフプランを作れますか」と聞くこと。

ここに答えられる会社は、建てた後の暮らしまで見てくれている可能性が高いです。

契約前に住宅会社へ確認したい5つの質問

・この家の固定資産税・都市計画税の概算はどのくらいですか
・新築軽減が終わる4年目以降(長期優良は6年目以降)の税額も見ていますか
・土地が200㎡を超える場合、超過分の税負担はどう見ますか
・採用する設備は固定資産税・メンテ・交換費まで含めて比較していますか
・税・保険・メンテ・光熱費まで入れたライフプランを作れますか

まとめ

固定資産税は「安ければいい」ではなく、税・ローン・光熱費・メンテ・将来の資産価値まで含めたトータルコストで考えるもの。新築軽減の“終わり”と、固定資産税込みのライフプランを、建てる前に必ず確認しましょう。

よくある質問

Q. 新築の固定資産税はいつ上がりますか?

新築の軽減(建物の税額が一定期間1/2)が終わるタイミングで本来の額に戻ります。目安は一般住宅で4年目、長期優良住宅で6年目です。

増税ではなく軽減の終了ですが、負担が増えたように感じるため、初年度だけで資金計画を立てないことが大切です(正確な額は市区町村でご確認ください)。

Q. 土地は広いほど固定資産税が高くなりますか?

住宅用地は200㎡(約60.5坪)までの部分の軽減が手厚く、超えた部分は軽減の効き方が変わります。「超えたら全部高くなる」わけではありません。

広い土地の価値と、毎年かかる税・維持費の両方を見て判断しましょう。

Q. 固定資産税を下げるために性能を削ってもいいですか?

断熱・耐震・メンテ性など基本性能を削ると、光熱費・修繕費・将来の売却評価で跳ね返りやすく、35年で見ると損することが多いです。削る候補は「使わない豪華設備・必要以上の広さ」など。

性能はむやみに削らないのが安全です。

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監修:平松明展(職人社長/平松建築 代表)|浜松市・磐田市・袋井市・掛川市・東京都・関東一部で、耐震等級3・断熱等級7・高気密・WB工法の家づくり。

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