自由設計が出来る注文住宅、たくさんのアイデアを盛り込んで、完成が楽しみですね。
しかし、オリジナルのためモデルハウスなどがありません。
平面図は慣れた専門家にとってはイメージも簡単ですが、図面を普段見ることのないお客様には、具体的なイメージが分かりづらく
手探りの家づくりになりかねません。そこで取り入れたのが3Dくるくるパースです。
平面図の間取りからだけでは難しいイメージを、立体で見ることができます。
建物外観だけでなくお部屋の中も見ることができ、そこに立っているかのような目線で、ぐるりと一周見まわしたり、
上下にも動かしながらみることができます。
この3Dパースが高齢の方や奥様にもとても分かりやすいと、特に女性から好評をいただいています。しかも、3Dくるくるパース
のアドレスを送ればご家庭のパソコンやスマホでも見ることが出来ます。もう少し廊下の幅は広くしようかな、などを家でじっくり
と考えることができ、次回の打ち合わせ時には、さらに詳しくご要望を詰めることができます。
太陽の光がどう当たるかもシミュレーション出来るので、いろいろなところで役立ちます。深い庇を設定して、夏の高い位置の太陽光は遮り、冬の低い太陽光は取り入れて暖かく、などの計算が可能です。気になる土地があったときにも、周辺の環境を入力し土地に家を置いてみて、窓をこうすると隣家の陰にならずにリビングに一日しっかり日が当たる、これならいいね!!と動画も使って判断できます。日当たりの悪そうな土地は人気がありませんが、こんなふうに工夫してシミュレーションしてみると、意外といける!!ということはよくあります。土地を安く購入できた予算で太陽光を載せれば、光熱費を浮かすことも出来ますね。
間取り打合せ時に3Dで見ていて、あっ、この空間がもったいないな、と思ったら、その場で棚を入力してみることが出来ます。打ち合わせでヒアリングをしながら変えていくことが出来るので、今まで気付いていなかったご要望を引き出すことが出来たり、家事のやり方もお聞きしながら、家事動線をより良く工夫してみたり、こだわりをどんどん表現できます。