開催日:
5/27(日)
開催時間:
13:00〜14:30 と 15:30〜17:00
新居に入居して3日目のことです。
私たちは3人とも倒れ、救急搬送されました。
なぜそんなことになったのか、聞いてください。
というと何だか古くさいですが、私たちは5年ほど前に夢のマイホームを購入しました。
私も妻もいま47歳。子どもはいま13歳なので、家を購入した当時は小学生でした。私は仕事も順調で、妻の作る料理も美味しく、子どもも学校が楽しいようで、にぎやかなことも多々ありますが、毎日笑顔です。
それに、家族全員が特に運動や何かをしているわけでもないのに、まわりからあんたの家はみんな健康だね、と言われるくらい健康で、今の生活にとても満足していました。
ただ、子どもが小学生になって住んでいるアパートがだいぶ狭く思えてきたのと、それなりの貯金が貯まったこと、
それに、私が住宅資材に関する仕事をしていたので金利についてはちょっと知識があり、昔と比べて住宅ローンの金利がだいぶ安いので、建てるなら今かな、と思い立ったのがきっかけで、マイホームを建てることにしました。
住宅会社って本当に色々ありますよね。色々見て回って、ここはデザインがかっこいい、でも無垢材を使った家にしたい、だったら全部を兼ねたここにしたい。
と、家族全員がokを出せる住宅会社を決めるのに約3ヶ月、土地を探すのにそこから2ヶ月、だいたいですが、住宅会社を探しはじめてから丸1年ほどで家を建てることができました。
家って、決めることがもの凄くたくさんあるので大変、なんて話を聞いていたんですけど、実際にはとても楽しかったですね。
特に間取りを決める時なんて、子どもたちは大きな部屋に大きなテレビが欲しい、あと犬が飼いたいとか言って、妻は食料をたくさんおいて置けるパントリーが欲しいとか言って。
私は静かに本を読める書斎が欲しかったので、2畳くらいの小さな部屋ですけど、妻に「本当にその部屋使うの?」とか茶化されたりしながら間取りに組み込んでもらったときは、
ああ、これが自分の家になるんだな、って思いながら、本当に楽しく打ち合わせを進めていました。
この楽しい時間はあっという間に過ぎて、さっき言ったように住宅会社を探しはじめてから約1年ほどで、私たちの家が完成しました。
でね、よく新築の家って良い木の香りがするって言うじゃないですか。
CMなんかでも見ますよね。あれを体験してみたかったので、家ができたら家族みんなで入って、深呼吸しよう、って決めていたんですよ。そう思って引き渡しの日を迎えたんですが、
まさか、あんな事になるとは思ってもいませんでした。
引き渡し後、さっそく家族みんなで家に入って深呼吸をしました。口から息を出して、出しきったら今度は全力で鼻から息を吸いました。ん?ああ、これが新築の匂い?これが?これが木の香り?これからの暮らしを思うと楽しみだ・・・?
・・・なんだろう。何か嫌な感じがします。確かに木の香りはするんですが、変な感じの匂いもあるし、ちょっと、いや、だいぶ息苦しいというか、イメージしていた新築の匂いとはだいぶ違うような気がしました。
私だけかと思っていたら、息子がこう言うんです。
「お父さん、なんか気持ち悪くない?」
「私もなんか・・・」続けて妻も言います。私も深呼吸したあと、この感じはちょっと変だな、と思っていたんですが、午前に引き渡しを受けて、午後には引っ越しも控えています。
気にはなったけれど、まあ換気すればそのうちよくなるだろうと、家族には「最初はこんなもんだよ」と伝えて引っ越しを進め、その日の晩から新居での暮らしがはじまりました。
新居に入居して3日目のことです。
私たちは3人とも倒れ、救急搬送されました。
病院では、化学物質過敏症ではないかと告げられました。日本では、まだ2009年に病名登録されたばかりの、比較的新しい病気だそうです。
十数年前、シックハウス症候群が問題になったのがきっかけで、日本の住宅は24時間換気をするのが義務づけられるようになったことは知っています。
現に私たちの家も、床下に本体のある第一種換気システムという、給気も排気も機械が行うという換気システムを導入していました。
それなのに、なぜこんなことになったのか。すぐに住宅会社に連絡しました。
正直に言います。怒鳴りました。
連絡なんて易しいものではないです。電話口に出た営業担当者に「どういうことだ!?」と詰め寄ったんです。
約1年間かけて、何十時間もの打ち合わせと、何千万円というお金を払って建てた家がこんな状態だったら、誰だって腹が立つでしょう。でも、担当者は冷静に説明してきます。
担当者「うちは建築基準法に沿った家づくりをしているので、問題ありません」
私「問題ありません?問題あるからこうして怒鳴っているんでしょう」
担当者「そう言われましても困ります。実際、うちで建てた他のお客様からは・・・」
こんな話を、最初は電話で。そのあと会社に行って、まずいきなり怒鳴ったことを謝ったうえで対面で話をしましたが、結論は同じでした。
法律に沿って建てている、他のお客様からそんなことを言われたことはない、個人差があるものだから仕方ない。このような説明をされて、私はひどく落ち込みました。
どうしたら良いか分からなくなってしまいました。
楽しみにしていたマイホーム、夢のマイホームが、まさか住めない家だなんて思いもしませんでした。ただ、元はといえばこの会社で家を建てようと決めたのは私たちです。
最初に言ったとおり、私が住宅資材の仕事をしているので、そういった被害には充分気をつけてこの会社を選んだのは間違いないです。
この会社は木造の在来工法で、床や階段などはすべて無垢材、塗装も自然塗料を使い、壁と天井は塗り壁を使っていると説明がありました。大型の換気システムだって入っています。
これのどこに悪い理由があるのか、私にも分かりません。でも住めないんです。
ですが、せっかく建てた念願のマイホームに今後もずっと住めないなんて、考えたくもありません。なんとかして原因究明をしようと思いました。
自分たちで検査をしてくれる業者を探して、徹底的に調査を依頼しました。
しかし、業者の言葉に耳を疑いました。
「何が原因なのか、分かりません」
最初は何を言っているのか分かりませんでした。
原因を調査するために依頼した業者が、原因が分からないと言う。プロでもそんなことがあるのかと思いました。
ですが、それでは気持ちは収まりません。他の会社ならどうかと、1社、また1社と調査を依頼します。
この間、私たちは新居に住めていません。
新居の住宅ローンに加えて、それとは別に借りたアパートで暮らしていて、更にこの原因調査を進めていて、多重に費用がかかり続けていて、家計を圧迫どころではありません。
毎月、予定していた金額の3倍近く出費が重なり、本当に大変です。ですが、なかなか原因が突き止められないまま、新居にも住めないまま、月日だけが過ぎていきます。
私たちは今アパート暮らしです。
まだ新居には住めていません。
引き渡しをうけて6年目に入りましたが、まだ、私たちが気持ち悪いと感じた原因、化学物質過敏症の具体的な原因はまだ分かりません。
ちなみに、数年経ったときの検査で、換気システムの排気ダクトの中に大量のカビが発生していたこともありましたが、これも具体的な原因究明には至っていません。
幸いにも、私は以前のように勤務できています。息子も学校生活を送れています。ですが、妻は重度の過敏症を抱えたままです。
新居に近づくだけで体調が悪くなります。アパートの窓を空けて換気をしても、近所の方が香りつきの柔軟剤を使っていると、その洗濯物の匂いだけでも大変なことになります。
私たちの何がいけなかったのでしょうか。
これまで、当たり前のように暮らしていた環境が、当たり前でなくなる、という最悪な体験をしたわけですが、
この体験をしたことで、私たち家族の全員がある1つのことに気づき、それをとても気にするようになりました。
これさえあれば、他がどれだけ困っていても何とかなる、というほどのものです。
それは・・・
健康です。
健康というか、健康第一ですね。
この体験をした私だから言います。
私たちの言葉だから響くと思います。
本当に、健康第一です。
健康じゃないと何もやれません。やる気にもなりません。
この体験ははっきり言って不幸でしたが、文字通り不幸中の幸いで、私たちはそれなりに貯金がありました。
だから、調査できる業者を探して、自分たちで何とか原因究明を進めるということができましたが、
本来かけなくてよかったお金がかかってしまいましたし、いくら貯金があると言っても、出費が増えるのは本当にツラいです。
ただ、実際に不健康な環境になってしまったからこそ思うんですが、例えばお金って、最悪借りることができると思うんですよ。
でも、健康は人から借りられないから、なんとかしなきゃ、ってなるんですよね。
前は当たり前のように健康だったので、そもそも健康にお金をかけるっていう意識が全然なかったんですけど、
これを機に健康を意識するようになったことは、この体験で唯一良いことだと思いますね。
実際、食事や食材にはかなり気をつかうようになりました。
また、ちょっとでも体調に違和感を感じたら病院に行くようにもなりました。
他にも、健康をテーマにした勉強会やセミナーに参加してみたりと、健康の事なんて気にしたこともなかった以前の私からは考えられないですが、健康には本当に気を使うようになりました。
その参加したセミナーの1つに、こんなものがありました。
「衣食住じゃなくて医食住か。それに同源ってどういうことだろう?」
そんな風に思いながらこのセミナーに参加しました。
セミナーに参加したきっかけは食材です。健康について調べているとき、昭和の時代の野菜と今の野菜を比べると、
値段は上がっているのに栄養価が下がっているという話を知って、そんなわけはない、と思い色々調べている中でこのセミナーを知りました。
セミナー概要には、土壌改良の話をすると載っていました。概要なのでちょっとした説明だけでしたけど、
ほとんどの食材は土から栄養をもらって育つんだから、その土を良くしてあげることがより良い食材につながるんだよ、という話が聞けるようだったので、これは面白そうだと思って、すぐに申し込みました。
当日、会場に入ると参加者は10人前後くらいでした。
夫婦で来ていたのは私たちとあと二組くらいで、一組は意外でしたが20代くらいに見える若い夫婦かカップル、もう一組は私たちと同じ40代後半くらいの夫婦でした。
そんなに参加者が多くないから、聞きたいタイミングでなんでも質問できそうだな。なんて思っていると、開始時間になり、演台には、白髪の交じる黒髪で、メガネをかけた、紳士的な男性が登場しました。
自己紹介を聞くと、今日話をするのは静岡県にある会社で社長をされている、渡邉先生という方でした。
私はこのセミナーを大阪で聞きましたが、全国で講演活動をされているそうで、週に何回かのペースでセミナーをされているということでした。その渡邉先生の話がはじまると、
私はグイグイと引き込まれました。
セミナーがはじまってすぐ、そもそも医食住同源という言葉について説明をしてくれました。だいたいこんな説明でした。
「医療も食事も、共に体を養うためのもので、健康を保つという目的は同じ。という、医食同源という言葉があるのを知っていますか?
私たちは、それに住まいを加えた医食住同源という言葉を使っています。医療と食事と同様に、住まいも健康を保つために必要なものだからです。
この3つは、すべて健康に関係するんです」
その通りだな、と思いました。
あの体験があったから今ここに来ていて、ここでその住まいの話をされて、だから医食住同源なんだよと言われて。なんていうか、私以上にこれが理解できた人はいないんじゃないかと思うくらい、言葉がスッと入ってきました。
セミナーでは最初に医療の話をされて、次に食事の話が出て、そこで食材の源になる土壌と、その改良の話があって。そのあと住まいの話が出てきました。
特に住まいの話は、本当に何度も何度も頷きながら聞いていました。
薬は飲むもの、食事は食べるもの、じゃあ家は?ってなったときに、呼吸するもの、って話が出たんですよ。
これを聞いて、ちょっと良い言葉が浮かばないんですが、感動というか、うわーってなりましたね。だって、私たちの新居は今でも呼吸できないですから。
セミナーが終わった後に調べてみたんですが、もちろん個人差とか体格によって違うみたいですけど、大人が1日に呼吸する量って、ごはん80杯から100杯分くらいあるみたいです。
食事みたいに胃にたまらないから実感ないですが、それだけの量を毎日呼吸して、
特に寝てるときなんて6時間から8時間くらい同じ場所の空気で呼吸し続けるんだから、そりゃあ家の空気が悪ければ、健康に影響出るよな。って、改めて思いましたね。
全部で1時間ちょっとくらいでしょうか。こんな流れでセミナーが進み、あっという間に終わってしまいました。
質疑応答時間がありましたが、個人的に話をしたかったためそこでは質問せず、セミナー終了後に私たちの家の体験談などを話すと、
やはり健康のためには住宅の空気環境を意識した方が良いよという話と、そういう工法を専門にやっている会社があることを教えていただき、他にも色々な話をして、充実した時間に満足しながら家に帰りました。
あの体験をしていなければ、きっと今でも健康のことは気にしてなくて、このセミナーには来なかっただろうし、
でもこのセミナーに参加した後だったら、また別の家づくりができたかなと思うと、ちょっと何とも言えない気持ちになりますが、
これから家づくりを考えている方や、健康に気をつけたいという方には、是非聞いてもらいたい内容です。
私は、この渡邉先生の話を聞けて本当によかったです。
あなたも、渡邉先生の話を聞いてみませんか?
日時:
5月27日(日)13:00〜14:30
5月27日(日)15:30〜17:00
※どちらも内容は同じです
場所:
磐田市下万能373-1
講師:
株式会社サンルート 代表 渡邉良則
講師・会社経歴:
第24回 静岡県ニュービジネス大賞「特別賞」受賞
第1回 世界土壌微生物オリンピックに
サンルート商品の土壌改良材「スーパーE・R」を使用した3名が入賞
医療関係者を対象にした勉強会を2007年から累計40回以上開催
静岡放送でサンルートの活動紹介
ステップ① ご予約
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電話で色々と質問しながら予約を検討したい、という場合は平松建築にお電話をください。
「勉強会の予約希望です。」とか「どんな感じの勉強会なの?」という感じでお問い合わせいただければ、スタッフがお答えします。
受付時間: 10:00~17:00
連絡先 : 0538-74-3343
ステップ② お車などで会場へ
上記の住所とGoogleマップを見て、現地まで気を付けてお越しください。現地には平松建築ののぼりがありますので、それを目印に気をつけてお越しくださいませ。スタッフが駐車場でお出迎えします。
ステップ③ 勉強会の参加
平松建築の事務所内で、勉強会にご参加ください。
勉強会の前後には、事務所内を自由に見学いただけます。小さなお子様は必ず手を繋いで見学するようにお願いいたします。
平松建築の家づくりに興味をもった場合は、別日程で最大6つの無料相談(下記参照)ができますので、お気軽にお申し付けください。
そうではない場合はそのままお帰りいただければ問題ありません。ご希望でない限り、こちらからご提案・電話・訪問はしませんので、安心してお越しください。
ステップ1 ライフプラン作成
ステップ2 融資事前審査
ステップ3 資金計画(最大30パターン)
ステップ4 家づくりヒアリング
ステップ5 土地探し(現地同行アドバイス)/敷地調査
ステップ6 家の間取り作成・ご提案
↑ステップ6までは無料です
それ以降は設計契約料として10.8万円必要です。
■特典1:
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工務店とハウスメーカーの違いがよくわかる本
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