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2017/11/30

静岡の建築会社が簡単解説!耐震等級の基礎知識!

みなさん、こんにちは。
家を建てる時に気になることの1つが耐震性能ではないでしょうか?
その耐震性能を計る基準として、「耐震等級」というものがあります。
この言葉を聞いたことのある方もいらっしゃるかと思いますが、具体的な内容については知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、家を建てる方は知っておきたい耐震等級の基礎知識についてお話しいたします。

■耐震等級ってなに?

これは建物の強度を表す指標で、品確法(住宅の品質確保の促進などに関する法律)に基づいています。
耐震等級は、大きく分けて3つのランクがあります。それは以下の通りです。

耐震等級1
・建築基準法の耐震性能を満たすレベル
・震度6強から震度7程度の地震でも倒壊しない
(建築基準法ギリギリの場合は、震度6強から震度7でも損傷を受ける場合もある)
・震度5程度では損傷しない

耐震等級2
・等級1で想定される1.25倍の地震に耐えられる
・学校や病院などで多く採用されている等級

耐震等級3
・等級1で想定される1.5倍の地震に耐えられる
・防災の拠点地(警察署や消防署など)で採用されている等級

■どうやって等級を決めるの?

この耐震等級は、クライアントが決めるものです。
そもそも耐震等級というのは、クライアントのために耐震性能をわかりやすく提示するために作られたものです。
分譲住宅ではすでに決められている場合もありますが、注文住宅であれば依頼するときに業者の方に耐震等級について相談されることをお勧めします。

■等級の意義は?

建築基準法の1.5倍までの耐震性能を保証してくれるということは、建築基準法に意味がないのではないかと思われた方もいらっしゃるかと思います。
建築基準法は、震度6強から震度7の大きな地震が来た時に人命を助けることを保証することを前提としています。

つまり、安全に建物から脱出する時間は保証するが、その後も建物に住めることを保証するものではないということです。
しかし、耐震等級2や耐震等級3は建築基準法以上の建物の強度を保証してくれるので、安心感を与えてくれます。
いわば耐震性能の保険のようなものです。

いかがでしたか?
他にも耐震性能を保証するものとして、耐震構造や免震構造、制振構造などがあります。
これらは、家の構造自体の耐震性を高めてくれるものです。このように耐震と一口に言っても、いろいろあります。
様々な角度から耐震性能を検討するようにしましょう。

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